ここに、よい発表をするための7つの秘訣を示しました。
1. スペルや文法、読みやすさをチェックする
2. 常にキーワードを多用し、文章を並べないようにしましょう。文章を全部書
き、それを読み上 げるのは最悪です。
3. 大きなフォントを使いましょう。全員が一番前に座っているわけではないの
です。
4. イラストを効果的に使う。一つの絵は千の言葉に匹敵することもあります。
5. 強調したいことばは色を変えるといいでしょう。適当に(でも使いすぎず)
色を使うことは、 注目させるのにもっとも効果的です。
6. 練習は2年間のあなたの研究に比べ、高々数時間です。人のコメントをよく
考え、与えられた 時間よりも必ずすこし速く終わるようにしましょう。
7. 会場の人をよく見て、誠意を表します。スクリーンをふさいでいないことに
も注意するように。
今では発表にソフトウェアを使
うことはあたりまえになっているが、発表にパワーポイントを使うからといって、必ずしもそのプレゼンテーションがいいものになるとは限り
ません。
たとえば、研究室で使った原稿
を、そのまま使い回しにしたりすると、他の研究者にはなじみのないことばがでてきたりします。パワーポイントは期待や困難さのレベルを上
げるだけで、内容のレベルを上げることはありません。
パワーポイントを効果的に使う
には、わかりやすいプランを立てておくことが必要です。発表前に計画を完璧にしておき、そのあとでシンプルなスライドをつくるようにすれ
ば、おそらく発表はうまく行くし、評価も高くなるでしょう。
そのためには、計画を立てるに
あたって、それぞれの部分で、「どのようにパワーポイントを使ったら、この部分をもっとも効果的に発表できるか」ということを考えながら
進めることが必要です。パワーポイントは、プレゼンテーションを円滑にし、強化するものです。図表を含めて、全体の流れをスケッチしてみ
ましょう。