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コラム
成功と失敗
【失敗編】
失敗はほとんどありません。ハウスメーカーからの適切な助言と相談(コンセントの高さ、位置に至るまですべて話し合いで決定)とインターネットでの情報の
お蔭でしょう。たいしたことではないですが、これは失敗だったと思うのは...
1.風呂の操作盤の高さ:当初、湯船に浸かりながら、またはいすに座ったままの操作を考えて、かなり低いところにつけています。しかし、実際使用してみる
と湯船に浸かるのは年数回。全館冷暖房だと、シャワーで十分なのですね。バスが寒いと、冬は浸かって暖まるのが当然でしたが。湯温の変更など操作の際には
かがむのが必要なのと、せっかくついている時計が立っていると見えません。
2.西がわ敷地:こちら側には電気のメーターなどがあるのですが、屋外ガレージの屋根だけつけて、バイク・自転車置き場にする予定で、コンクリートをはり
ました(他の敷地は、防草シート+砂利)。ところが、結局バイク・自転車はガレージ収納で、ここのコンクリートは無駄に。
3.窓の格子:これは失敗と言うよりは分かっていたことですが、南側と東側のみ、窓に格子を入れています。この2面が特に意匠に凝ったところだったので。
ただ、実際目にはいるのは北と西側で、東側は基本的に通らないので、自分で見るチャンスはあまりないです。家の中から見ると、格子はあってもなくてもいっ
しょですね。
4.これは今でも選択できないので、失敗ではないのですが、空調のリモコンがあると便利だった。全館空調だと、コントローラーが一カ所なので、2階からだ
とリビングにおりてきて温度変更する必要があります。操作盤はダイキンの普通のエアコンのものなので、探すとあるかな?
どれもたいしたことないですね。

【成功編】
やってみて大変よかったこと
1.外構
普通は建築費の中に含まないことが多い外構ですが、これをちゃんとやった(その分親からお金を借りている)のがやっぱりよかったです。家が建っているだけ
だとポツンという感じですが、門柱と階段、両サイドの植樹と右手のテラス部分がずいぶん全体の感じをよくしています。
2.レンガの柱
外壁にレンガをはると、高級感が出るのですが、全面にはると高い;一部にはるとレンガ造りの家でないフェイクなのがすぐわかる、ということで、ハウスメー
カーからの提案では壁を一部レンガ張りにするものもあったのですが、結局玄関前の柱だけにしました。もちろんこの部分も木造なのですが、外見からでは分か
りません。全体のデザインもすっきりしました。
3.壁の色
早い時期にサイディングにすることは決まっていたのですが、デザインと色でずいぶん悩みました。とくに色は、印刷物では絶対分かりません。20cm四方の
サンプルでも難しいです。結局90x45cmの実際にはるサイズの板を取り寄せてもらって確認しました。2年以上ほったらかしですが、汚れも全くなく、薄
い黄色は一日中きれいに見えます。特にフッ素コートも何もない、普通のサイディングですが。
4.ガレージ
ガレージが欲しくて家を建てたようなものですが、車の保管だけではなく、物置、バイク置き場、作業台、タイヤ保管場所、昔の車カタログの保管、子供の乗り
物の保管、ゴミの一時保管など、とても役に立っています。夜間の作業も電気がつきますので、何時間でも快適。車も屋外保管だと既に9月から、夜の間に露が
付いて、毎日湿ー乾のくりかえしです。すぐ曇ってきて不評の、アウディのサイドモールもガレージにきてからずっと光ったままです。
5.ガレージ前の空間
洗車やお客さんの駐車場、宅配便や郵便局の配達車が展開するなど、コンクリートをひいただけですが活躍しています。
(つづく)